EVバイクについて

電動バイクは駆動用のバッテリーを搭載し、モーターに電力を供給して走行するバイクです。電動バイクはガソリンを使用しないため走行中にCO2が発生せず、環境負荷が少ないことから、国や一部の自治体では電動バイク購入時の費用を補助する補助金制度があります。また電動バイクには、「電動スクーター」や「折りたたみ式電動バイク」、「ペダル付き電動バイク」などいくつかの種類があります。電動バイクを運転する際には、定格出力に応じた免許が必要になりますが、2023年7月1日以降、道路交通法の改正によって免許が不要となる特定小型原動機付自転車(いわゆる電動キックボードなど)もあるため、購入時には販売店で必要な免許を確認することが大切です。

電動バイクの動力は電気

電動バイクとは、文字通り電気で動くバイクです。通常のバイクはガソリンを燃料にしたエンジンで走行しますが、電動バイクは充電式バッテリーからモーターに電気が流れ、モーターの動力により動きます。近年は、環境に優しい電気自動車の普及が進んでいます。電動バイクも走行中のCO2排出がゼロであり、環境負荷が少ないバイクとして期待されています。

燃料費が安い

電動バイクのバッテリーを充電して、電力でモーターを回して走行します。バイクの性能によっても異なりますが、電動バイクの場合はバッテリーをフル充電すれば最大35~40kmを走行できます。1回の充電では電気代が27円程度しかかかりません。そしてガソリンバイクは、1Lのガソリン30~40kmを走行できます。1Lのガソリン代は、160円程度です。まとめると、電動バイクで35~40km走行するには27円しかかかりませんが、ガソリンバイクだとガソリン代で160円程度かかります。電動バイクはガソリンバイクに比べると、燃料代が安く抑えられます。「なるべく燃料費を抑えたい」という人は、電動バイクがおすすめです。

給油が必要ない

電動バイクは、バッテリーを充電して走行します。バッテリーが取り外せるモデルだと、自宅のコンセントで簡単に充電できます。

スマホを充電するような感覚で、手軽に充電できるのはメリットです。

ガソリンバイクの場合は、ガソリンスタンドまで行って、わざわざ給油しなければいけません。私もガソリンバイクに乗った経験がありますが、定期的にガソリンスタンドに寄って給油するのはかなり面倒でした。1回の給油にそこまで時間はかかりませんが、積み重なれば大きな時間の損失になります。電動バイクなら自宅で簡単に充電できるため、わざわざガソリンスタンドに行く必要もありません。電動バイクで自宅に帰ってきて、寝る前に充電セットしておけば、起きたときにはフル充電できています。

音が静か

バイクに乗るときに、気になるのが音ではないでしょうか。バイクに乗っている本人はそこまで気にならなくても、エンジン音・マフラーの排気音を聞いた周りの人は「うるさい」と思うかもしれません。静かな住宅街で音の大きいバイクに乗っていると、実は周りに迷惑をかけている可能性もあります。

電動バイクは、ガソリンバイクに比べて音が静かです。

なぜなら電動バイクはモーターで動くため、ガソリンバイクのようにエンジン・マフラーがついてないからです。さらにエンジンがないことで、走行中の振動も軽減されて、乗り心地がよくなっています。「なるべく静かで乗り心地のいいバイクを選びたい」という人は、電動バイクがおすすめです。

電動バイクのメリット

  • 排出ガスがゼロ
  • 音が静か
  • ランニングコストが安い
  • 給油が不要
  • 走行中の振動が少ない
  • 補助金制度がある