液状化対策

液状化対策

●SP免震基礎工法は、液状化対策を兼ねた工法。
●家が傾くと、復旧費用に500万~1000万円かかるとも・・。
●頑強な建物も、足元の液状化による被害は防げなかった。
 (3.11液状化被害多数)
●SP免震基礎工法は液状化に効果的な支持杭を使用。

SP免震基礎工法は、建物下の鋼管杭(支持杭)が 地中の固い支持層に支えられており、液状化が起きても建物の沈み・傾きを防ぎます。杭には支持杭と摩擦杭の2種類があり、支持杭は液状化対策になりますが、摩擦杭は杭の周囲の土の摩擦で支えるため、液状化が起きると土が水を含み、摩擦力が減少するため液状化対策として効果は見込めません。一般住宅は地盤が軟弱な場合、多くはこの摩擦杭が使われます。マンションなどの大型建物が、液状化の被害がほとんど聞かれないのは、摩擦杭ではなく支持杭の施工が義務付けられているからです。

SP免震基礎工法は、N値20ほどの固い地盤に杭を打ちます。
(5m~15mほどの深さにあることが多い)
やわらかい堆積層が液状化しても、建物は固い地盤に支えられているため、家の傾きを防ぎます。

建物が傾くと、体の不調を起こす原因に・・

東日本大震災が起きてから3年以上経ちますが、今でも建物の傾きを修復するご依頼があります。
また、傾いたままの家に住み続けた多くの方が、頭痛や目まいなどを訴え、体調を崩す方が多く見受けられます。とくに家にいる時間が長い主婦に多い傾向です。わずかな家の傾きが、家族の健康に影響を及ぼすことになります。

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軟弱地盤における比較表

一般的な一戸建て住宅で費用はおよそ*150万円前後です。
(*2階建て、一階床面積18坪程度、bDパイル6mで換算した場合)
また、軟弱地盤において義務付けられる地盤改良工事が、当工法採用の場合は要らなくなります。
*建物の大きさ、重さ、形や地盤軟弱度合いにより費用は変動します。